- 最近流行っているAIについて教えて!
- あまりWEBについて詳しくなくても簡単にAIが使いたい!
- 構造設計者が使って効率化できるAIツールを教えて!
ChatGPTやBing AIなど多数のAIツールを最近でています。ITやWeb関係の方ならドンドン使っているかと思いますが、ずっとメカ業界にいた構造設計者にはAIツールはとっつきにくいのではないでしょうか?
本記事では、現役構造設計者が実際にAIツールを使って上で業務効率ができ、使いやすいAIツールがどれか?について解説していきます。この記事を読むことで構造設計者だけでなく、AI初心者がまずは何のAIツールからはじめたら良いかがわかります。
日本人のAIツール使用率は他国と比べると圧倒的に低いです。これからの時代、かならずAIは必須になってきますので、今の内からみんなが使っているAIツールは抑えておく必要があります。まずは、AIチャットは「ChatGPT」、画像生成AIツールも「Midjourney」ではなく、「ChatGPT×DALL-E3」から始めることをおすすめします。
AIの力を借りて簡単に画像生成ができる!
AIツールとは?今から使っておいて損はない!
AIツールの概要
AIツールとは?
人工知能(AI)技術を活用して様々な業務やタスクを効率化、簡素化し、ユーザーの生活や仕事をサポートするためのアプリケーションやデバイスのことを指します。
AIツールは初心者でも利用しやすいものが多く、スマートフォンやパソコンで簡単にアクセスできます。
- AIツールによってはアカウント作成やプレミアムプランへの登録が求められることがあるが、機能は充実する。
- AIツールは、継続的にアップデートされ、機能が向上される。定期的に新しい情報をチェックし、最新のバージョンにアップデートすることが重要。
AIツールの選び方6選と注意点9選
AIツールを選ぶ際には、自分のニーズや目的に合ったものを選ぶことが大切です。選び方について6項目あげました。
- 目的の明確化:AIツールが解決すべき課題や目標を特定する。
- 機能と特徴:AIツールが提供する機能と独自性を評価する。
- 使いやすさ:直感的で簡単に使えるインターフェースを持つAIツールを選ぶ。
- 価格:できれば無料でできるAIツールを選ぶ。
- セキュリティ:データ保護やプライバシー対策が十分に行われているAIツールを選ぶ。
- 評判:レビューや専門家の意見を参考にする。
次にAIツールを使うときの注意点を解説します。
- 過剰な期待:AIツールは万能ではなく、限定された範囲のタスクを解決できることを理解する。
- データの質:AIツールの性能を最大限に引き出すため、プロンプト(命令文)の出し方を学ぶ必要がある。
- プライバシー:個人情報や機密データの取り扱いに関するポリシーを確認する。また、個人情報や機密データをAIツールに渡さないようにする。
- トレーニング:ツールの使い方を学ぶために、研修や資料を活用する。
- 人間との協働:AIツールは人間の補完として機能し、完全な代替ではないことを理解する。
- 費用対効果:ツールの価格と得られる利益を比較し、適切な投資を行う。
- 法規制:AIツールの利用に関連する法律や規制を遵守することを確認する。
- インパクト評価:AIツールの導入による組織や業務への影響を慎重に評価する。
- セキュリティ:AIツールの利用は、インターネット接続が必要なので十分なセキュリティ対策が必要である。
AIツールは、初心者から上級者まで幅広く活用でき、多くの場面で効率化や品質向上に貢献しています。あなたの目的やライフスタイルに合ったAIツールを見つけましょう。
日本のAIツールの活用状況
日本はAI導入が遅れているのが現状。
Smiley「日本企業のAI(人工知能)導入」によると、IoT・AIの導入状況(令和元年)は、7位とかなり低いです。
また令和4年版の総務省の白書によると、AI企業数は日本は12位とかなり低い順位になっており、アメリカと比べると約25倍の差があります。
日本おいて、いかに早くAIツールを使って何ができるかをわかっておくことが今後重要になってきます。
初心者が覚えておいた方が良い単語13選!
これからAIに携わっていく中で、知らないと開発や打ち合わせについていけない単語がいくつかあるはずです。
ここではこれらの単語をまとめました。
- AI(人工知能)
- 人間の知能を模倣したコンピューターシステム。
推論、学習、問題解決など、人間が通常行うような知的行動を自動化する。
機械学習、自然言語処理、画像認識、音声認識、ロボティクス、ゲームなど、さまざまな分野に応用されている。 - 機械学習
- コンピュータが経験とデータから学習する技術。
大量のデータを使用してモデルを訓練し、新しいデータに対して予測を行う。 - ニューラルネットワーク
- 人間の脳の神経回路を模倣した数理モデル。
複数の層にわたってノード(ニューロン)が接続されており、これにより高度なパターン認識が可能となる。
画像認識、自然言語処理、音声認識、機械翻訳、金融、医療など、さまざまな分野で応用される。 - 教師あり学習と教師なし学習
- 【教師あり学習】
コンピューターに正解データを与え、そのデータから学習させる技術。
分類、回帰、予測など、さまざまなタスクに適用できる。
【教師なし学習】
コンピューターに正解データを与えずに、データの中からパターンを見つけて学習させる技術。
クラスタリング、アソシエーション分析、異常検出など、さまざまなタスクに適用できる。 - 過学習と未学習
- 【過学習】
モデルが訓練データに過度に適合し、新しいデータに対する汎用性が低下する現象。
【未学習】
モデルがデータのパターンを十分に学習しきれていない状態で、訓練データと新しいデータの両方で性能が低下。
問題点は、モデルが単純すぎるか、または訓練が不十分な結果である場合が多い。 - 自然言語処理(NLP)
- 人間が使用する自然言語をコンピュータが理解し、生成するためのAI技術。
コンピュータは文章を読み、理解し、生成することが可能となる。 - 強化学習
- AIが試行錯誤しながら、環境から得られる報酬を最大化するように学習する技術。
ゲーム、ロボット制御、金融など、さまざまな分野に適用できる。
(目標は、時間の経過とともに最大の報酬を得ること。) - アルゴリズム
- データを処理したり、問題を解決したりするための手順やルールのこ。
- ディープラーニング
- ニューラルネットワークの一種で、大量のデータを学習することで、人間の知能に匹敵する性能を発揮。
画像認識や自然言語処理などの分野で急速に進歩しており、AIの将来を担う技術として注目。 - ビッグデータ
- 従来のコンピューターでは処理が困難なほど大量データの総称。
AIの開発には大量のデータが必要であり、ビッグデータの活用がAIの普及を加速させているとも言われている。 - クラウドコンピューティング
- インターネット上でコンピューターなどのITリソースを提供するサービス。
AIの開発には大量の計算能力が必要であり、クラウドコンピューティングの活用がAIの開発を加速させている。 - オープンソース
- 著作権者が自由に使用を許可しているソフトウェア。
AIの開発にはオープンソースのソフトウェアが広く使われており、AIの開発コストが削減。 - アノテーション
- テキストや音声・画像・動画などあらゆる形態のデータの1つ1つにタグやメタデータと呼ばれる情報をつけていく工程。
まだまだ用語はあると思いますが、まずは意味をしっかり理解してください。
おすすめ対話型AIツール8選
全8種類の対話型のAIツールについてまとめました。
モデル名 | 開発企業名 | 言語モデル | 日本語対応 可否 | 無料版の 有無 | 有料版 価格 | 正答率 (感覚) | 画像認識 できるか? | Webで動作できるか? | 公式URL |
ChatGPT / ChatGPT plus | Open AI | GPT-3 / GPT-4 /GPT-4V | 対応 | GPT-3のみ対応 | 月額20ドルで GPT-4/GPT-4V Web接続 など | 95% | 詳細を見る | ||
Bard | → PaLM 2 | 対応 | 無 | 94% | 詳細を見る | ||||
Bing AI | Microsoft | GPT-4 | 対応 | 無 | 92% | 詳細を見る | |||
Notion AI | Notion | Notion | 対応 | 月額10ドル | 92% | 詳細を見る | |||
Llama2 | メタ (Meta) | Llama2 | 対応 | 無 | 85% | Pythonなどで 補強が必要 | 詳細を見る | ||
Auto-GPT | フリー | GPT-3 / GPT-4 | 非対応 | Open AIの API無料分があれば無料で可能 | 従量課金 (使った分) | 85% | PCへのセット アップが必要 | 詳細を見る | |
BabyAGI webUI | フリー | GPT-3 / GPT-4 | 非対応 | Open AIの API無料分があれば無料で可能 | 従量課金 (使った分) | 85% | PCへのセット アップが必要 | 詳細を見る | |
Claude2 | Anthropic | Claude 2 | 対応 | 月額20ドル | 94% | PDFなどは 読み取れる | 詳細を見る |
共通のプロンプト(命令文)で差を見て行きます。
環境基本法における3つの基本理念に該当しないものは、次のア~エのうちどれか。
ア.環境の恵沢の享受と継承
イ.環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築
ウ.自然環境保全地域の保護の推進
エ.国際的協調による地球環境保全の積極的推進
回答は、「ウ」の自然環境保全地域の保護の推進です。
英文は次の通りです(翻訳:DeepL 翻訳ツール[無料])。
Which of the following three basic principles in the Basic Environmental Law is not applicable from a to d?
a. Enjoying and passing on the blessings of the environment
b. Establishment of a society with low environmental impact and sustainable development
c. Promotion of conservation of natural environment conservation areas
d. Actively promoting global environmental conservation through international cooperation
ChatGPT / ChatGPt plus(Open AI)
ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能(AI)で、会話を行うことができるAI技術です。自然言語処理(NLP)という分野で最先端の技術を利用しています。
大量のテキストデータを学習して、人間が理解しやすい自然な言葉で会話できるようにしているよ!
ChatGPT Plus(OpenAI)は、ChatGPTのプレミアムバージョンで、さらに高度な機能が提供されています。これにより、より迅速で正確な回答が得られ、さまざまな業界での応用が期待されています。
共通のプロンプト(命令文)の結果が次の通りです。問題に対して回答は正解しております。
ChatGPTにも画像やCSVファイルを読み込む機能がplus側、つまりgpt-4につきました。
この他に画像を読み込ませて認識させることもできます。
ただし、このAIは2021年9月までの情報しか持っておらず、たまに誤った回答や不適切な回答が出るので、利用時には注意が必要です。最近はWebにつないで最新情報も扱うことができます。しかし、ChatGPTはAI初心者がAI技術を活用するための手軽で強力なツールです。
Bard(Google)
Bardは、Googleが開発した人工知能(AI)技術で、文書やデータを解析して要約や回答を生成することができます。Bardは、自然言語処理(NLP)という分野で高い性能を発揮し、人間が理解しやすい自然な言葉で情報を提供します。
Open AIからでているChatGPTと対抗するため、大急ぎで開発されたAIツールです。
共通のプロンプト(命令文)の結果が次の通りです。問題に対して回答は正解しております。
この他に画像を読み込ませて認識させることもできます。
ただし、Bardは完全ではなく、たまに誤った回答や不適切な回答が出ることがあるため、利用時には注意が必要です。それでも、Bardは、AI初心者がAI技術を活用するための手軽で強力なツールとなります。また、最近はWebにつないで最新情報も扱うことができます。
Bing AI(Microsoft)
Bing AIは、マイクロソフトが開発した人工知能(AI)技術で、検索エンジンBingの中核を担っています。自然言語処理(NLP)や機械学習(ML)などの最先端技術を活用し、インターネット上の情報を解析して、ユーザーの質問や検索に対する適切な回答を提供します。
Bing AIの使っているGPT-3や4の人工知能を積んで開発されているよ。MicrosoftがOpen AIに対して多額の出資をしています。
共通のプロンプト(命令文)の結果が次の通りです。問題に対して回答は不正解です。
Bing AIであれば画像を読み込んで、画像の解析もしてくれます。少し間違っていますが、おおむね合っています。
この他に画像を読み込ませて認識させることもできます。
ただし、Bing AIは完全ではなく、たまに誤った回答や不適切な回答が出ることがあるため、利用時には注意が必要です。それでも、Bing Aiは、AI初心者がAI技術を活用するための手軽で強力なツールとなります。また、最近はWebにつないで最新情報も扱うことができます。
Notion AI(Notion)
Notion AIは自然言語処理技術を利用して、Notionドキュメント内のテキストに対して質問応答や要約、翻訳などの機能を提供するアシスタントです。Notionドキュメント内のテキストを指定することで、AIに質問や指示を与えることができます。
最大の魅力はAIに書かせた文章をその場で修正や追記ができる点です。ブログ編集などに役立ちます。
共通のプロンプト(命令文)の結果が次の通りです。問題に対して回答は正解しております。
ただし、Notion AIは完全ではなく、たまに誤った回答や不適切な回答が出ることがあるため、利用時には注意が必要です。それでも、Notion AIは、AI初心者がAI技術を活用するための手軽で強力なツールとなります。
Llama2(Meta)
FacebookやインスタグラムでおなじみのMetaがリリースしたAI大規模言語モデルが「Llama2」です。
まだまだGpt-4に追いつかないようですが、chat形式で質問が投げられるので操作はChatGPTと近いものがあります。
特徴は次の通りです。
- オープンソースなので無料。
- 商用利用ができる。
- 日本語対応可能。
- パラメータ数が130億個。
- 「Temprature:数値が高いと出力のランダム性が増す、Top P:数値が高いと単語選択の多様性が高まる、Max Sequence Length:文章の最大の長さ」といったパラメータを調整できる。
- webのデモだけでなく、githubを使えば、PCにダウンロードすることができる。
共通のプロンプト(命令文)の結果が次の通りです。問題に対して回答は不正解です。
最大の魅力は無料でありながら商用利用できる点です。正答率が増えればかなり使い勝手が良くなりそうです。
Llama2はメタ(Meta)が開発したオープンソースの大規模言語モデルです。すでにチャットボットも存在しており、かなりのスピードで開発が進むと考えられますので、絶えず注目していく必要があります。
Auto-GPT(フリー)
Auto-GPTは、ゴールのみ設定すればあとは自動で考えてくれるAIツールです。インターネット上にアクセスしながら実行コマンドを自分で決めていきます。実行コマンドが問題がないかを聞いてくるだけで、その他は完全に自動です。
今は、英語のみ対応します。Open AIのAPIは重量課金なので、定額ではありません。使った分だけ支払いが必要なので、上限を決めておくなどの処置が必要です。
オープンソフトウェアなので、コードがすべてインターネット上に記載されているので、急速発展を遂げています。コマンドプロンプト上で動作するので、見た目がみづらい上に、インストールも難易度が高めです。
回答できない状態です。
ただし、Auto-GPTは完全ではなく、たまに誤った回答や不適切な回答が出ることがあるため、利用時には注意が必要です。Auto-GPTは、AI中級者が活用するための強力なツールとなります。
BabyAGI webUI(フリー)
BabyAGI webUIは、Auto-GPTと同じようにゴールのみ設定すればあとは自動で考えてくれるAIツールです。インターネット上にアクセスしながら実行コマンドを自分で決めていきます。実行コマンドが問題がないかを聞いてくるだけで、その他は完全に自動です。
インプットは日本語と英語どちらでも可能です。ただし、アウトプットは英語のみ対応します。Open AIのAPIは重量課金なので、定額ではありません。使った分だけ支払いが必要なので、上限を決めておくなどの処置が必要です。
回答できない状態です。
ただし、BabyAGI webUIは完全ではなく、たまに誤った回答や不適切な回答が出ることがあるため、利用時には注意が必要です。それでも、BabyAGI webUIは、AI初心者がAI技術を活用するための手軽で強力な自動文章生成ツールとなります。
Claude2(Anthropic)
Claude2 は、米国のAI企業Anthropicが開発したAIチャットです。Google、Amazon、SK Telecom などが出資しています。
2023/10/26現在、
ChatGPT超え?!とも言われています。10万トークンと一度多くの情報を処理することができます。また、PDF等の文章も認識してくれます。
共通のプロンプト(命令文)の結果が次の通りです。問題に対して回答は正解です。
ただし、このAIもたまに誤った回答や不適切な回答が出るので、利用時には注意が必要です。2023/10/26を認識できますので、かなり最新の情報を持ち合わています。ChatGPTの強力なライバルと言えます。
おすすめ画像生成型AIツール8選
全8種類の画像生成型のAIツールについてまとめました。
モデル名 | 開発企業名 | 日本語対応 可否 | 無料版の 有無 | 有料版 価格 | 商用利用 | 公式URL |
Midjourney | デビッド・ホルツ氏が共同創業した企業が手掛ける | 対応 | 25枚生成可能 ↓ 無しになった 2023/4/3~ | 月額10ドルで200枚/月生成 月額30ドルで画像枚数無制限生成 | 有料版で あれば 可能 ※1 | 詳細を見る |
Nijijourney | デビッド・ホルツ氏が共同創業した企業が手掛ける | 対応 | 25枚生成可能 ↓ 無しになった 2023/4/3~ | 月額10ドルで200枚/月生成 月額30ドルで画像枚数無制限生成 | 有料版で あれば 可能 ※1 | 詳細を見る |
Leonardo.Ai | Indico Data Solutions | 非対応 | 1日150枚まで | 無 | 無料版で 可能 ※1 | 詳細を見る |
Stable Diffusion webUI | Stability Ai | 非対応 | 有 | 月額10ドル | 基本不可 | 詳細を見る |
Canva AI | Canva | 対応 | 有 | Pro版 月額1,500円 | 可能 ※1 | 詳細を見る |
ChatGPT×DALL-E3 | OpenAI | 対応 | 無 | 月額20ドルで GPT-4 | 可能 ※1 | 詳細を見る |
Bing Image Creator | Microsoft | 対応 | 有 | 無料のみ | 不可 | 詳細を見る |
Adobe Firefly | Adobe | 非対応 | Adobeアカウントがあれば無料 | Adobeの購入分 | 可能 ※2 | 詳細を見る |
- ※1:色々と調べるとカンペキに商用利用できるとは言えないようです。学習している画像として、商用に引っかかる画像もAI学習しているようです。
- ※2:商用利用可能な画像のみ、AI学習しているので、完全に商用利用ができます。
共通のプロンプト(命令文)は次のプロンプトでいきます。
a cute 20 years old woman, rainbow, best quality, highres, 8k, super fine illustration, beautiful detailed dynamic lighting, Modern Japanese girl, photorealistic, cinematic, elaborate, clear and beautiful, saintbeautiful detailed faces, beautiful detailed eyes, portrait
日本語では次のように記載しています(翻訳:DeepL 翻訳ツール[無料])。
かわいい20歳の女性、虹、最高品質、ハイレゾ、8K、超精細イラスト、細部まで美しいダイナミックな照明、現代日本の少女、フォトリアル、映画のような、精巧、クリアで美しい、聖人のような美しい細部の顔、美しい細部の目、ポートレート
Midjourney(本物に近い!+イラスト)
ユーザーが打ち込んだテキストから画像を生成するAI画像生成サービス。
アメリカにある研究所によって開発されました。類似したサービスにDALL-E2などがあります。
コミュニケーションアプリのDiscordを利用しており、ユーザーがDiscordからメッセージを送信すると、テキスト内容から画像を生成してくれます。
数多くのYoutubeやブログなどで発信されていますので、検索すればすぐにヒットする有名な画像を生成するAI画像生成サービスです。
プロンプト結果は次の通りです。実写のような結果がかえってきました。
有料版は商用利用できるようですが、色々と調べるとカンペキに利用できるとは言えないようです。学習している画像として、商用に引っかかる画像もAI学習しているようです。
Nijijourney(イラスト生成に特化)
ユーザーが打ち込んだテキストから画像を生成するAI画像生成サービス。
アメリカにある研究所によって開発されました。類似したサービスにDALL-E2などがあります。
Nijijourneyは、Midjourneyの姉妹システムで、2次元のイラストを得意としています。
コミュニケーションアプリのDiscordを利用しており、ユーザーがDiscordからメッセージを送信すると、テキスト内容から画像を生成してくれます。
数多くのYoutubeやブログなどで発信されていますので、検索すればすぐにヒットする有名な画像を生成するAI画像生成サービスです。かなりかわいいイラスト生成してくれます。
プロンプト結果は次の通りです。イラストの結果がかえってきました。
有料版は商用利用できるようですが、色々と調べるとカンペキに利用できるとは言えないようです。学習している画像として、商用に引っかかる画像もAI学習しているようです。
Leonardo.Ai(本物に近い!+イラスト)
Leonardo.Aiは、ユーザーが打ち込んだテキストから画像を生成するAI画像生成サービスです。現時点では無料、かつ商用利用可能です。
1日に150枚画像を生成できるので、個人で使う場合は十分な画像生成枚数となります。
プロンプト結果は次の通りです。イラストの結果がかえってきました。
単語の一部が「コンテンツモデレーター(content moderator)」に該当しました。画像生成する際にサイト側でかなり注意が払われているようです。
「clear and beautiful」の単語です。
ポジティブプロンプトとネガティブプロンプトの両方の文章が入力可能な上、Stable Diffusionも使えるので優良な画像生成AIツールです。
Stable Diffusion (本物に近い!+イラスト)
Stable Diffusionは、ユーザーが打ち込んだテキストから画像を生成するAI画像生成サービスです。
オープンソースをうまく活用すると様々な機能を使うことができます。
プロンプト結果は次の通りです。イラストの結果がかえってきました。
ポジティブプロンプトとネガティブプロンプトの両方の文章が入力可能な無料の優良画像生成AIツールです。
Canva AI(簡単画像生成)
アップデートがありました。すべて有料版のみ使えるのですが、AI機能をふんだんに使った内容です。
- Magic Expand
- 縦長の画像を横長に自然に変更できる機能。
- Magic Grab
- 人物のみを簡単に切り抜きができる機能
- 切り抜き
- 画像にある英語、数字の切り抜きが簡単にできる機能。
- Magic Edit
- 画像内で選択したところの差し替え簡単にできる機能。
- Magic Eraser
- 消したいところをブラシでなぞるだけで、その部分だけを簡単に消すことができる機能。
Canvaが提供している画像生成ツールです。ユーザーが打ち込んだテキストを入力するだけで、Canva AIは、そのテキストに基づいて画像を生成します。Canva AIはまだ開発中ですが、すでにさまざまな種類の画像を生成することができます。
Canva AIは無料版でも少しであれば使うことができるようです。
プロンプト結果は次の通りです。イラストと実写の中間のような結果がかえってきました。
イラストは全体的に荒いイメージです。
Canva AIは、画像生成やデザイン作成において、AI初心者にとって手軽で強力なツールとなります。デザインのスキルがなくても、Canva AIを利用することで、美しいデザインを作成できます。
ChatGPT×DALL-E3(ChatGPTで画像の補正が簡単!)
ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能(AI)で、会話を行うことができるAI技術です。自然言語処理(NLP)という分野で最先端の技術を利用しています。
また、DALL-E3もOpenAIが開発した画像生成AIです。「Bing Image Creator」にも使われています。
今回、ChatGPTとDALL-E3が融合をして、会話をしながら画像生成をしたり、できた画像をさらに変更できるようになりました!
プロンプト結果は次の通りです。イラストの結果がかえってきました。4つ画像すべて大きくイメージが変わっています。
ChatGPT×DALL-E3商用利用は可とのことです。右下の画像は特によくできていると思います。さらにすごいのが、ChatGPTを使って画像を修正できることです。かなりすごいです。
質問:4枚目(右下)の画像について、背景を真っ白にして、女子高生風にしてください。
上記の結果がこちらです。
また、うまくChatGPTのプロンプトを使いこなすと、ほぼ同じ服装、髪型で顔の表情だけ変更することもできます。
※AI生成なので、全く同じものはできませんが、ほぼ同じ容姿で顔の表情だけ変えられるのは「スゴイ」の一言です。
色々な表情を持った画像を作る方法はこちらの記事で読めます。
気になる方はチェック!!
AIの力を借りて簡単に画像生成ができる!
簡単に画像を自分の思いのまま変更できるので、かなりすごい!
Bing Image Creator (本物に近い!+イラスト)
Bing Image Creatorは、マイクロソフトが開発した画像生成AIです。Bing Image Creatorは、OpenAIの「DALL・E 2」を採用しており、自然言語での指示に基づいて画像を生成することができます。
Bing Image Creatorは、日本語にも対応しており、英語を使わずに日本語テキストで画像を生成することができます
プロンプト結果は次の通りです。イラストの結果がかえってきました。4つ画像すべて大きくイメージが変わっています。
少し生成に時間がかかるイメージです。
Bing Image Creatorはまだプレビュー段階であり、正式リリースされていないため、今後も機能や性能が改善される可能性があります。そのため、無料で使うことができますが、商用利用は不可となります。
Adobe Firefly(カンペキな商用利用が可能!)
Adobe Fireflyは、Adobeが開発した画像生成AIです。Adobe Fireflyの最大の特徴は、「著作権問題を完全に解消した画像生成AI」というところです。もちろんAdobeソフト内でも使用ができます。
企業でも安心して使用できます。また、Adobeソフト内でAIで生成した画像を編集することもできます。
プロンプト結果は次の通りです。イラストの結果がかえってきました。
「Photo」、「Graphic」、「Art」などから選んでAI画像生成できますが、比較的早く生成されます。今はまだベータ版ですが、普段からAdobeソフトを使っておられる方は簡単に導入でき、かつ商用利用が可能なので、使い方が広がります。
最後に:AIツールを使って構造設計者も効率化を行おう!
- AIツールとは、人工知能(AI)技術を活用して様々な業務やタスクを効率化、簡素化し、ユーザーの生活や仕事をサポートするためのアプリケーションやデバイスのこと。
- 日本人のAIツール使用率は他国と比べると圧倒的に低い。
- AIツールは、「名前などの自分の固有名詞」と「機密保持内容」の記載を気を付けること。
対話型AIツール6選のまとめです。
- ChatGPT(Open AI)
- OpenAIが開発した人工知能(AI)で、会話を行うことができるAI技術。
- Bard(Gooogle)
- Googleが開発した人工知能(AI)技術で、文書やデータを解析して要約や回答を生成することができる。
- Bing AI(Microsoft)
- マイクロソフトが開発した人工知能(AI)技術で、検索エンジンBingの中核を担っている。言語モデルはOpen AIのGPT-4を使用。
- Notion AI(Notion)
- メモやドキュメントを誰もが同時に読み書きできるツールの中にAIを搭載した技術。
- Llama2(メタ:Meta)
- オープンソースの大規模言語モデル。無料で使えて商用利用も可能である。
- Auto-GPT(フリー)
- 最終の目的さえ記載すれば自動でプロセスを考えてくれる自動のAIツール。ただし、コマンドプロンプトで操作を行うので見にくい。
- BabyAGI webUI(フリー)
- 最終の目的さえ記載すれば自動でプロセスを考えてくれる自動のAIツール。ChatGPTのような操作性なので使いやすい。
画像生成型AIツール8選のまとめです。
- Midjourney
- ユーザーが打ち込んだテキストから画像を生成するAI画像生成サービス。使用者が多い。有料版のみ商用利用できる。
- Nijijourney
- ユーザーが打ち込んだテキストから画像を生成するAI画像生成サービス。2次元のイラストがメイン。有料版のみ商用利用できる。
- Leonardo.Ai
- テキストから画像を生成するAI画像生成サービスです。現時点では無料、かつ商用利用可能です。
- Stable Diffusion
- ユーザーが打ち込んだテキストから画像を生成するAI画像生成サービス。オープンソースをうまく活用すると様々な機能を使うことができる。商用利用できる。
- Canva AI
- 最近よく使われているデザインツールにAIツールが搭載された。無料で簡単に画像を生成できる。商用利用できる。
- ChaGPT×DALL-E3
- ChatGPTの言語能力とDALL-E3の画像生成能力が合わさり、画像作成の自由度がかなり高い。その上、商用利用可能。
- Bing Image Creator
- マイクロソフトが開発した画像生成AI。無料で使えるが商用利用ができない。
- Adobe Firefly
- 著作権問題を完全に解消した画像生成AIで、Adobeソフト上で編集もできる。
これからの時代、かならずAIは必須になってきます。今のうちからAIツールを使って抑えておきましょう。
まずは、AIチャットは「ChatGPT」、画像生成AIツールも「Midjourney」ではなく、「ChatGPT×DALL-E3」から始めることをおすすめします。
現役構造設計者が必要な知識を精査!
AIの力を借りて簡単に画像生成ができる!
(たっちん)