【筆記試験過去問を徹底分析】電気工事士2種を効率よく合格する戦略をたてよう!

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  • 電気工事士の筆記試験全体像を掴みたい!
  • 過去問から出題傾向の最新情報を知りたい!
  • 短期間でもっと効率よく勉強する方法はないの?
  • テスト直前なのにほとんど何もしてない。。。

過去問や参考書を使っていきなり勉強を開始している人がほとんどのはず。過去問を戦略的に使うことでかなり効率よく勉強できます。でも実践している人が少ないのが事実

この記事では電気工事士2種の最新過去問をベースに出題傾向を洗い出し、頻出問題の提示、そしてちょっとした筆記試験の法則性まで解説していきます。この記事を読むことで、最新の出題傾向がわかり、初心者でもどこから勉強に手を付けていけばよいかわかります

電気工事士2種の試験に限れば繰り返し出題されている問題が多いです。過去問を分析してよく出題される問題を確実に抑える事で筆記試験の合格は格段に近づきます。

目次

最新の電気工事士2種試験出題傾向について

令和4年上期(AM)、令和4年下期(PM)、令和3年上期(AM・PM)、令和3年下期・AM、令和2年上期・下期の計7回分の出題傾向をまとめました。大きく89項目に分けています。このうちほぼ毎年出題されている項目にチェックをしたが次の通りです。(〇の数で行くと4個~5個に当たります。)

項目〇の数令和4年
上期AM
令和4年
下期PM
令和3年
上期AM
令和3年
上期PM
令和3年
下期AM
令和2年
上期
令和2年
下期
オームの法則7  
電力計算6 
電線の抵抗5 
電力損失6  
電線の許容電流7  
分岐回路5
電線の耐熱性4
電気工事と工具5 
三相誘導電動機7  
配線用遮断器4
漏電遮断器4
低圧屋内配線6  
リングスリーブ個数6 
リングスリーブ刻印7  
D種接地工事6  
測定器
(電圧計・電流計・電力計・回路計)
4
絶縁抵抗7  
接地抵抗6 
電気工事士法7  
電気用品安全法7  
一般電気工作物の適用6  
引込線5 
照明器具5 
コンセント7  
スイッチ5 
差込コネクタの
最小接続
6 

過去5回のうち4~5回出題されている内容が全体の30%を占めています。50問中15題はほぼ同じような問題が出ることがわかっていれば、かなり戦略が立てやすいです。合格ラインが30問(6割)だと考えると残り15問だけ新たなに勉強すれば良いことになります。

Ruizi54(たっちん)
Ruizi54(たっちん)

頻出問題がどの程度あるかわかるだけでも合格に向けて勉強する気になるね!

また、特にここ数年よく出題されている内容は次の通りです。

計算編
暗記編
  • オームの法則
  • 電力計算
  • 電線の抵抗
  • 電力損失
  • 電線の電流許容値
  • 分岐回路
  • リングスリーブ
  • 差込コネクタ
  • コンセント

点数配分としては、計算問題は5問前後です。その5問はほぼ毎回出題されている内容です。計算問題が苦手な人は飛ばしても十分合格できると当ブログで記載しています。でも実は電気工事士2種に限って言えば、計算問題は毎回同じような問題が出題されます。ある程度公式を暗記すれば、十分に得点源になりえます

暗記分野の定番はリングスリーブと差込コネクタの最小結線問題や圧着時の刻印問題。毎年出題されているだけでなく、技能試験にも必ず出題されますので、覚えておく必要があります

実際に何度も出題されています。

実際に過去問で探すと選択肢の位置が違うだけで全く同じ問題が4年後に出ています。電気工事士2種の資格を取るのに過去問が重要であることがわかっていただけると思います。

計算問題に至っては、まったく同じ問題が3年後にでています

Ruizi54(たっちん)
Ruizi54(たっちん)

問題集でも似たような問題がよく掲載されているね!改めて分析してみるとかなり似た問題が出ていることがわかるよ。電気工事士2種の筆記試験は過去問を繰り返し解くことでかなり合格への近道になるよ。

出題頻度が高い内容については、暗記事項をまとめました。ぜひ活用してください。

もう一つ、確実に正解してほしい計算問題をまとめました。ぜひ読んでみてください。

出題が高い分岐回路に関するポイントをまとめた記事です。問題一題から多方面へ考えて、電気工事士2種筆記試験最短合格をつかんでもらいます。

最近の資格試験は過去問が持ち帰れないことが多くなっています。その中で、電気工事士2種の試験は過去問を持ち帰れる試験になっています。ぜひ、このアドバンテージを活用して一回で合格できるようにがんばりましょう。

電気工事士2種試験問題の選択肢から傾向をつかむ

過去問から頻出問題の傾向を分析する以外に着目するのが、選択肢です。選択肢から何か法則が見つかれば、問題の回答に迷った時の参考になります。

問題数令和4年
上期AM
令和4年
上期PM
令和3年
上期AM
令和3年
上期PM
令和3年
下期AM
令和2年
上期
令和2年
下期
11問8問13問12問11問11問12問
12問18問16問13問13問14問14問
12問11問13問13問14問13問12問
15問13問8問12問12問12問12問
合計50問50問50問50問50問50問50問

最新の出題傾向と同じように令和3年上期(AM・PM)、令和3年下期・AM、令和2年上期・下期の計5回分の選択肢をまとめました。その結果、ほぼ同数の選択肢が回答に使われていることがわかりました

出現率令和4年
上期AM
令和4年
上期PM
令和3年
上期AM
令和3年
上期PM
令和3年
下期AM
令和2年
上期
令和2年
下期
22%16%26%24%22%22%24%
24%36%32%26%26%28%28%
24%22%26%26%28%26%24%
30%26%16%24%24%24%24%
合計100%100%100%100%100%100%100%

出現率に直すとおおよそ25%ずつ使われているのがわかります。

過去5年分の選択肢をまとめた結論は次の4つです。

  • 選択肢の偏りからヤマカンを張って正答できないようになっている。
  • 選択肢からヤマカンを張れないよ!という内容をうったえている。
  • 逆に自分が選択した選択肢にあまりに偏りがあれば間違いである可能性がある。
  • 若干ではあるが、「ロ・ハ」の選択肢が多い。
Ruizi54(たっちん)
Ruizi54(たっちん)

選択肢の分析結果はあくまで参考程度。でも調べてみるとおもしろい法則が見つかるね!

また、全50問を10題ずつ区切った場合、その10問の中にはほぼ均等に選択肢が出現するように配慮されています。令和3年~令和2年の5回分の過去問では、令和3年および令和4年は若干偏った出題の方法がとられています。

ある側面の分析にはなりますが、令和3年から出題者が変わった可能性があると考えることもできます。(あくまで予測なので、外れる可能性がありますが。。。)

当然、しっかり勉強する必要はあります。その上で、わからない問題に遭遇した場合に使える方法だと思います。過去問を分析をすることで、電気工事士2種の筆記試験の場合は、選択肢を平均的に使うように出題者が意図的に考えて問題を作成している可能性があります

最後に:過去問を分析をして効率よく合格する戦略を練ろう!

最後にまとめです。

  • 過去問を分析することで、毎年繰り返し出題されている問題が浮き彫りになる。
  • 過去問を分析することで、出題者の意図が把握できる。
  • 過去問から一発合格するための効率のよい勉強方法など、最善の戦略を立てることができる。

当ブログで紹介している効率が良い勉強方法の記事もありますので、そちらも読んでみてください

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