【構造設計者こそ企画力は必須能力!】企画力向上をオススメする3つの理由を紹介

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  • 一生懸命作っても製品が売れない…。
  • もっと売れる製品を開発しろと言われてもどんな製品がよいのかわからない…。
  • 何を調査して製品に反映したらいいかわからない…。

こんな悩みを持っておられる方が多いのではないでしょうか?

私自身、「企画力」は不要で設計技術だけを鍛えればよいと考えていました。でも、この10年間構造設計をやることで企画の重要性に気が付きました。

製品設計をしていくうえで企画は、

「顧客の悩みを発見し、解決していくプロセス」

が書かれているからです。

大きな企業では「商品企画部」といった部門が存在します。でもこのような部門に商品企画を任せていると、設計者はろくにユーザー調査をしません。

実際に製品設計をする設計者こそ、汗を流してユーザーに寄り添いながら製品開発していくべきです。

この記事読めば「構造設計者は企画力が必要である理由」がわかります。

目次

「企画力」とは? ~ 顧客の課題・悩みを解決するプロセスを導き出す力 ~

まずは企画の定義についてまとめておきます。

企画とは、ここでは次のように定義しておきます。

ビジネスの場において顧客のニーズと欲求を明らかにし、適切な製品開発、価格決定、流通、効果的な販売促進などを適切にまとめる力。

具体的にどんなスキルが必要なのでしょうか?

企画力アップに必要なスキルとは?

主なスキルは次の通りです。

企画力とは「情報収集」・「分析」・「発想力」・「行動」の4つを鍛えることで得られます。

多様な能力を鍛えられるので、企画力はかなりオススメです。

最近は企画が難しくなってきている?!

最近は次の理由から企画から良い製品が生まれることが難しくなってきています。

  • 顧客がいろいろな経験をしすぎており、少しの分析・思考では顧客の創造を超えることができない。
  • 企画部、開発部などと細分化されたせいで、開発・設計者と顧客との距離が遠くなった。
  • 商品企画部あるため、現状の開発・設計部では企画をする必要性が薄くなった。
  • モノ・サービスが他社との差別化が難しくなってきた。

だからこそ、モノサービスに最も近い設計者こそ、企画力を鍛えるべきです。

そのオススメ理由を説明してきます。

構造設計者が企画力を鍛えるべきオススメ理由3選

製品開発の根拠材料をまとめて相手を説得させられる

様々な情報収集を集めてまとめることで企画を練っていきます。

様々な情報が必要なっていきます。

これら情報をまとめて、相手に説得させる資料が「企画書」です。

そして、企画の内容は 顧客の課題・悩みを解決するプロセスを導き出されています。

「顧客の課題・悩みを解決するプロセス」を相手に説得するには論理的思考が必要となっていきます。

書籍や通信教育などでも論理的思考、いわゆる「ロジカルシンキング」を学ぶことはできます。

その方法は次の関連記事に紹介していますので、興味があれば読んでみてください。

ただし、 書籍や通信教育など で学ぶロジカルシンキングはあくまで「インプット情報」です。

実際に使いこなすには、訓練が必要です。

その訓練の場が「企画」となります。

なので、

企画を鍛えることで、ロジカルシンキングを実践し、相手を説得させらる

ということになるわけです。

新しいアイデアを出すきっかけとなり発想力を鍛えられる

企画を鍛えるというというより、「企画を考える」が近いかもしれません。

そして、企画力を鍛えることで発想力も同時に鍛えられます。

次の3点が理由です。

  • 顧客の情報を肌身で感じことができる。
  • 顧客の隠れた悩みを見つけ出す力がつく。
  • 顧客の情報・課題・悩みがわかることで固定概念にとらわれなくなる。

企画は、「顧客の課題・悩みを解決するプロセスを導き出す力」です。

課題・悩みを解決するときにアイデアを出す必要があり、そのアイデアを考えるときに発想力を鍛えられます。

この他にもラテラルシンキングの実践としてアイデア発想を鍛える記事も載せていますので、興味がある方は読んでみてください。

企画のための調査が時代を読む訓練につながる

企画力を鍛えると次のことがわかるようになります。

その時代に合わせた魅力あるモノを考えられるようなる!

具体的には次のようなことです。

その時代に生きている顧客に合わせたモノ・サービスを展開していくために企画があり、

その企画力を鍛えることは大変重要であることがわかっていただけると思います。

企画力を鍛える方法は? ~ 副業 ~

企画力を鍛える基本的な方法は次の通りです。

書籍などで独学
最もお金がかからない方法であり、時間もすべて自分で管理できるので自分の好きな時に勉強ができる。
ただし、アウトプットができないとリスクがある。
>> 「勝てる」企画力・提案力が自然と身につく本(@Amazon)
通信教育などで独学
通信教育なので課題の提出期限はあるが、時間をある程度自分で管理できるのが魅力的。またアウトプットができる場をあらかじめ設けられているのが良いところ。
こちらも書籍と同様にアウトプットができないというリスクがある。
>> 企画&実行力ステップアップコース(@JMAM eショップ)
講習・研修で学ぶ
講義とワーク形式となっている。
知らないヒトとチームを組んでワーク形式のアウトプットを行う。
インプットとアウトプットの両方ができる。
しかし、自分にとって興味ある分野とは限らないので、アイデアなどが思いつかないことがあり、本当の意味で鍛えるこができないというリスクがある。
>> 企画力研修~企画立案から企画書作成までの流れを学ぶ(@insource)
副業
せどり、ブログ、Youtube、コンテンツ紹介、クラウドソーシングサービスなど様々な副業が存在する。
自分にあった副業を選ぶことで継続が可能となる。
インプットもアウトプットも両方できるスグレもの。
ただし、すべて自分で実行しないといけないので、「時間が足りない・継続できない」といるリスクがある。

ほとんどがインプット中心で、アウトプットが多い勉強法がないのが正直なところです。

アウトプットが一番多い方法が「副業」です。

ブログを例にとってみます。

副業の考え方と企画の考え方が非常によく似ているとわかると思います。

なので、副業が企画力を鍛えるのにオススメです。

オススメ副業については関連記事に書いていますので、そちらを参考にしてください。

いくらインプットできてもアウトプットしなければ、本当の意味で身についたとは言えないので、やはり「副業」がもっともオススメであると断言できます。

最後に:企画力を鍛えることでさらなる道が開ける

構造設計者には、企画力が必要という記事を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

今回の記事のおさらいです。

今回の記事のポイント
  1. 企画力を鍛えると、製品の根拠材料をしっかりまとめて、相手を説得させられる。
  2. 企画力を鍛えると、新しいアイデアを出すきっかけとなり発想力を養える
  3. 企画力を鍛える過程で企画書を書くために色々なコトを調査することは、時代を読む訓練につながる。

今の時代、専門分野の追記は必要ですが、それ以外に顧客の課題・悩みを改善する力も必要となってきています。

ぜひ、企画力を向上させてより製品設計をしていただきたいと考えています。

最後に、「企画力を鍛えるには副業がオススメ」という詳細記事もありますので、興味があればぜひ読んでみてください。

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