- 勉強をしても資格試験に落ちてしまう。
- 参考書を前から読み進めるけど勉強方法は間違ってないよね??
- 資格を一発合格できる参考書の使い方を教えてほしい!
- 同じ参考書を使ってなぜ「合格する人」と「不合格になる人」がでてくるの?
せっかく資格試験を受けるなら、誰も一発で合格したいはず!決して不合格になるつもりで勉強をしている人なんていません。しかし、知らず知らずのうちに不合格になる参考書の使い方をして一発合格を逃している人が多いのです。
この記事では、資格試験一発合格するために不合格なる参考書の使い方を解説します。この記事を読むことで、参考書の効率がよいやり方を学ぶことができます。勉強効率があがり、結果的に一発合格も視野に入ってきます。
参考書は資格試験を受ける上で自分の弱点を補ってくれるすばらしいアイテム。でも使い方を間違えると不合格のループから抜け出せなくなります。不合格となる参考書のやり方を学ぶことで、効率よく勉強をして一発合格を目指してください。
不合格になる参考書の使い方3選
不合格になる参考書の使い方は、次の3つです。
- かならず先頭から読む人
- 何回もはじめから読んだり、参考書だけ読んでアウトプットしない人。
- 何冊も買う人
- ネット評判に目移りしてドンドン購入してしまう人。
- 自分ノートを作り込む人
- 参考書や問題集を勉強の中心にせず、効率が悪い完全オリジナル自分ノートで勉強したい人。
1.参考書をかならず先頭から読む人
モチベーションが一番高い勉強開始時は参考書をはじめから読んでも勉強がはかどります。でも勉強時間の確保がほとんどの人が難しいはずです。勉強時間確保が難しいと中々勉強がはかどりません。中には中断する人も現れてくるはず。
そして、しばらく期間があいた後に勉強を再開した時に、はじめに読んだところを忘れたからと言ってまたはじめにもどって読む人がいます。
まず勉強はまず知識を蓄えるところから!とインプットばかりする人に見られがちの勉強方法です。
サッカーで例えるなら・・・
これは、サッカーのルールばかり勉強しても実際にパスやシュート練習をしないとサッカーが上達しないのと同じ状態。
教養であればインプットだけでもよいのですが、資格試験についてはアウトプットとなる問題を解いていく必要があります。
問題を自力で解くにはアウトプットしていく必要があります。参考書から勉強を開始する方法は知識の蓄えばかりで、インプット情報だけになるのでおススメしません。
どうしても参考書から勉強したい人は参考書の章と章の間に必ず問題を解いてアウトプットする時間を入れるといいよ!
2.参考書を何冊も買う人
参考書を購入して勉強が進むにつれて、問題が解けないと不安になります。これは当然のことです。なかなか自分の実力の見える化ができないからです。過去問でもある程度解けても本番で同じように解けるかはその時までわからないのが不安に大きなポイントです。
ただし、その不安を取り除くためにアウトプットの訓練をせずに参考書や問題集を買い足す人がよくいます。
この心情の方の多くは次のことをよく考えています。
- 問題の解説がわからない時に参考書で確認するが、その参考書に何も記載されていないと不安になる。
- とにかくなんでも暗記しないといけないと思い込んでいる。
何冊も参考書を購入すると、それぞれの参考書で解説が少しずつ違う。これは混乱の元になるから一冊を徹底的にやった方が合格の道は近くなるよ!
資格試験は満点を取る試験ではありません。実務でよく使われたり、過去問でよく出題されている問題を確実に解けるようにすることで、十分に合格できます。その実力をつけるためには一冊の参考書を確実に自分のモノにする方が合格できる確率はあがります。
3.参考書を読んで自分ノートを作り込む人
参考書を読んで自分だけの完全オリジナルノートを作る人も多いです。ノートを作ることは自分の弱点を知り、克服するのに必要なことです。ただし、完全オリジナルノートを作るのは欠点があります。理由は次の4点です。
- アウトプットする時間が取れなくなる。
- 問題を解いて初めて合格の道が見えるが、ノートを作ることが目的になってしまう。
- ノートを作ってもアウトプットをしていないから、問題が解けない。
- 結局、ノートが分厚くなりすぎて何が重要かわからなくなる。
ただし、決してノート作成に批判的ではありません。私も簡単なノートは作っていました。
私の場合は、「すい~っと合格」シリーズの参考書についている「重要ポイント 丸暗記ノート」の出来がかなりよかったので、それをベースによく過去問に出題されていた情報を追記して自分ノートを作っていました。
「すい~っと合格」シリーズの参考書のレビユー記事がありますので、気になる方はそちらを読んでみてください。
2010年から毎年更新されてる良書!
また次のような自分ノートはポイントが簡潔にまとまっており、自分の弱点を克服できる良いノートです。
- 何度も間違える問題とその解説をノートにまとめる。
- 解説をノートにまとめるときは、その周辺の重要ポイントもまとめることで、前後関係の内容がわかり、暗記がしやすくなる。
- 薄い参考書に理解しにくいところや過去問でよくでるポイントのみ付け加えて、半オリジナルノートをつくる。
資格取得の目的は、資格を取ることで新たに高度な仕事ができるようになるためだと考えています。つまり、資格試験は新しい資格という道具を持つことであって、資格試験を満点を取ることでありません。多くの人が誤解しているところです。
資格試験は合格することが重要なので、仮に合格最低点であっても合格さえすればイイと思うよ。
合格率を高める参考書の選び方
不合格となる参考書の使い方がわかったところで次にさらに合格率を高める方法を解説していきます。合格率を高めるは参考書の選び方が重要です。参考書選びにはコツがあります。
- すでに理解している内容を読んですぐに理解できる参考書を選ぶ。
- 苦手分野を読んだ時に継続して勉強ができそうな参考書を選ぶ。
すでに理解している内容を読んですぐに理解できる参考書を選ぶ
「良く自分のレベルに合った参考書を選びなさい」と言われます。でも正直そのレベルがよくわからないと思っています。
ではどうすればよいのでしょうか?
自分が理解出来そうな章をまず読んで理解できるかを試してください。読んだり、イラストを見てスッと頭に入ってくるのであれば、その参考書を選ぶ第一ステップはOKと言えます。
すでにある程度知識がある方は、理解している章を読んで新たな情報が手に入るかを確認してみてください。
すでに知っていることは当然問題が出ても解けるね。でも知らないと解けないので、知らない情報が手に入る参考書は良書と言えるね!
苦手分野を読んだ時に継続して勉強ができそうな参考書を選ぶ
自分が理解できそうな章を読んで、「理解できる!良書そうだ!」と思った方は、次に苦手な章や全く知らない章を読んでみてください。苦手な章や全く知らない章を読んだり、イラストを見たりして、「これなら続けられそう!」や「次も読んでみようかな」といった考えになればその参考書はあなたに合っていると判断できます。このような参考書に出会った場合はぜひ購入を検討してみてください。
この2ステップの判断で参考書を選ぶと大きな失敗を減らせそうだね!
最後に:参考書の使い方をマスターして最短合格を狙おう!
試験に落ちる人の参考書の使い方は次の通りです。
- 参考書を前から読む人
- はじめの章で何度も立ち止まり、先に進まないので不合格の道へ進む人が多い。
- 参考書を何冊も購入する人
- 勉強不安を解消するの購入であるが、深くまで理解ができないので資格試験に落ちる傾向が多い。
- 手段が目的化する人
- 参考書で完全オリジナルノートを作ってしまう人は、資格試験合格が目的ではなく、オリジナルノートをつくることが目的になるので合格しにくくなる。
資格試験はぜひアウトプット中心で勉強してみてください。効率よく合格率を上げる過去問の使い方と勉強方法について記事にしていますので、興味がある人はぜひ読んでみてください。